ウイズエムコーヒー流
クリーンでスッキリしたコーヒーの淹れ方レシピ
用意するもの
1)コーヒー豆
2)コーヒー豆を挽くミル
3)豆を挽いたときに発生する微粉をあらかた除去するための茶こし付の容器
(茶こしをお持ちでない方は省いても大丈夫です)
4)コーヒーを抽出するためのドリッパーとペーパーフィルター
5)抽出したコーヒーを受けるサーバー
6)コーヒーカップ
7)お湯(風味が出やすい軟水をお勧めします)
8)お湯を注ぐ細口のポット
9)豆やお湯を計量するためのタイマー付き計量器
①レギュラーコーヒー編
1)コーヒー豆とお湯の比率:コーヒー豆1 に対し お湯15
一般的なコーヒーカップの場合はカップに約130ccのコーヒーが適量になるため、注ぐ際にコーヒーの粉が吸収する水分を加味して約150ccを注ぐ必要があります。この場合、1対15の法則からコーヒー豆の必要量は約10gに なります。豆を挽いた際に発生する微粉を除去する場合は微粉量約0.5gを加味し約10.5g程度が適量になります。
2)お湯の温度:85度~90度
沸騰したお湯で抽出すると苦味や、渋み、雑味といった成分が出やすくなるため気を付けましょう。
3)お湯の注ぎ方:適量のお湯を5回に分けてドリッパーに投入
150㏄のお湯を注ぐ場合は1回あたり約30㏄のお湯を5回に分け150㏄注ぎます。注ぐ間隔は約30秒とり役3分程度で落としきるようにします。
1投目は30gを粉全体を湿らせるように「の」の字を描くようにゆっくり投入します。注ぎ終わってからタイマーをスタートし、約30秒蒸らします。
2投目~5投目もゆっくり「の」の字を描くように30秒間隔で投入していきます。約3分を目安に落としきるように調整します。
4)抽出手順
ア)コーヒー豆のを適量計量します
イ)適当な挽き目に調整したミルで豆全量を挽きます
ウ)茶こし付容器で微粉をあらかた除去します
(茶こしをお持ちでない方はこの工程を省いても大丈夫です)
エ)ペーパーフィルターをセットしたドリッパーに粉を投入します
オ)ドリッパーをサーバーにセットします
カ)適温にしたお湯を細口ポットに入れ5回に分けて豆にそそぎ入れます
キ)約3分を目安に落としきり、完成です
※究極に雑味を取り除いたコーヒーを淹れるには...
諸説ありますが、ペーパードリップの場合、抽出初めに香り成分や甘味成分に代表されるコーヒーの本来の味わい成分が抽出され、終盤に行くに従い味わい成分が薄まり雑味成分が多く含まれるという見解があります。このロジックを逆手にとり、前半のいい部分のみをじっくり抽出し、終盤の雑味をカットし、カットした分の濃度調整はドリッパーをはずし、お湯だけを投入することで、究極のクリーン感を導きます。
適量の湯量の1投分を差し引いた湯量でコーヒーを抽出し、最後の1投分はドリッパーをはずしサーバーに直接投入します。
150cc投入の場合は1投分30ccを4投目まで粉にそそぎ、抽出します。5投目はサーバーに直接30ccのお湯を注ぎ完了です。
➁デミタスコーヒー編
※デミタスコーヒーとは...
レギュラーコーヒーに比べ液体濃度をアップすることで、よりコーヒー本来のコーヒー本来のボディー感、香り、甘味、苦味成分をしっかり味わえるのが特徴です。
ペーパードリップの場合、抽出初めに出現する香り成分や甘味成分に代表されるコーヒーの本来の味わい成分に特化した抽出を行い、抽出終盤の味わい成分が薄まり雑味成分が多く含まれる部分を極力カットすることでより味わい深いデミタスコーヒーが楽しめます。
1)コーヒー豆とお湯の比率:コーヒー豆1 に対し お湯10
一般的なデミタスコーヒーカップの場合はカップに約100ccを注ぐ必要があります。注ぐ際にコーヒーの粉が吸収する水分を加味して約120ccを注ぐ必要があります。デミタスの場合は通常5投の抽出回数を4投目で終了しコーヒー本来の味わいの部分のみの抽出を行うので、4投で120ccつまり通常の5投換算ではさらに1投分の30ccをプラスした150ccの豆量が適正になります。1対10の法則からコーヒー豆の必要量は約15gになります。豆を挽いた際に発生する微粉を除去する場合は微粉量約0.5gを加味し約15.5g程度が適量になります。
2)お湯の温度:85度~90度
沸騰したお湯で抽出すると苦味や、渋み、雑味といった成分が出やすくなるため気を付けましょう。
3)お湯の注ぎ方:適量のお湯を5投分し4投目で注ぎ完了
150㏄のお湯を注ぐ場合は1回あたり約30㏄のお湯を4回注ぎ120cc注いだ段階で抽出完了。1投目は30gを粉全体を湿らせるように「のの字」を描くようにゆっくり投入します。注ぎ終わってからタイマーをスタートし、約30秒蒸らします。
2投目~4投目もゆっくり「のの字」を描くように30秒間隔で投入していきます。約3分を目安に落としきるように調整します。
4)抽出手順
ア)コーヒー豆のを適量計量します
イ)適当な挽き目に調整したミルで豆全量を挽きます
ウ)茶こし付容器で微粉をあらかた除去します
(茶こしをお持ちでない方はこの工程を省いても大丈夫です)
エ)ペーパーフィルターをセットしたドリッパーに粉を投入します
オ)ドリッパーをサーバーにセットします
カ)適温にしたお湯を細口ポットに入れ5回に分けて豆にそそぎ入れます
キ)約3分を目安に落としきり、完成です
③アイスコーヒー編
1)コーヒー豆とお湯の比率:コーヒー豆1 に対し お湯10
アイスコーヒーは氷を入れて飲むのが一般的です。氷が解ける事によりコーヒーの濃度が徐々に薄まっていきます。この事を加味して全体をコントロールする必要があります。一般的に300cc程度のグラスで飲むことが多いので250㏄のコーヒーを抽出することを前提とすると注ぐ際にコーヒーの粉が吸収する水分を加味して約280ccを注ぐ必要があります。1対10の法則からコーヒー豆の必要量は約28gが適量になります。但し、250ccの内訳としてコーヒーと氷があります。氷は抽出時のサーバーまたはグラスに全体量の30%程度、280cc抽出の場合は約84g程度を入れ、残りの約196ccを抽出していきます。
2)お湯の温度:85度~90度
沸騰したお湯で抽出すると苦味や、渋み、雑味といった成分が出やすくなるため気を付けましょう。
3)お湯の注ぎ方:事前に適量の氷を入れたグラスに適量のお湯を5回に分けてドリッパーに投入
事前に84gの氷を入れたサーバー(グラス)に196㏄のお湯を注ぐ場合は1回あたり約39㏄のお湯を5回に分け196㏄注ぎます。注ぐ間隔は約30秒とり役3分程度で落としきるようにします。
1投目は39gを粉全体を湿らせるように「の」の字を描くようにゆっくり投入します。注ぎ終わってからタイマーをスタートし、約30秒蒸らします。
2投目~5投目もゆっくり「の」の字を描くように30秒間隔で投入していきます。約3分を目安に落としきるように調整します。
4)抽出手順
ア)コーヒー豆のを適量計量します
イ)適当な挽き目に調整したミルで豆全量を挽きます
ウ)茶こし付容器で微粉をあらかた除去します
(茶こしをお持ちでない方はこの工程を省いても大丈夫です)
エ)ペーパーフィルターをセットしたドリッパーに粉を投入します
オ)サーバーに適量の氷をあらかじめ投入しておきます
カ)ドリッパーをサーバーにセットします
キ)適温にしたお湯を細口ポットに入れ5回に分けて豆にそそぎ入れます
ク)約3分を目安に落としきり、完成です
ケ)氷を適量入れたグラスに抽出したコーヒーを移し完成
グラスに直接抽出した場合は、適量の氷を追加投入して下さい